繁忙期の航空は代理店で予約!
さて、八重山諸島の玄関口・石垣島へ向かうには当然航空便となるわけだが、この航空便を抑えるのにもだいぶ苦労した。国内線の予約開始は2ヶ月前(1月下旬)からとなり、1/29がネット予約開始日であった。ところが例によってアクセスが集中するため、やはり繋がった頃には、JAL・ANA便は粗方満席となっていた。LCCなら空きはあったが、通常期の普通運賃のような値がついていた。
このため、2月上旬にJTBの代理店を訪れたところ、フリープラン(往復航空券+ホテル)の適用であればツアー形式で予約可能との回答があった。しかしそれでも普段利用するJALは満席で、ANAなら空席があるとのこと。なぜネット予約では満席なのに旅行代理店では空席があるのかといえば、発売開始前に大手代理店が団体扱いで抑えてしまう「団体枠」の存在ゆえであろう。 こうした扱いは航空便ばかりでなく、新幹線や大型ホテルでもよくあることだ。
JTBのフリープランは14泊までの国内旅行に対応しており、1泊でもJTB経由での宿泊予約を挟めば、現地の空港が違っても適用可能という柔軟ぶり。今回は、与那国島で宿泊予定であった「アイランドホテル与那国」がJTB予約対応だったため、この1泊のみJTBで申し込み、あとは個別に申し込むことにした。
羽田発着かつ午前中現地到着ができ、現地滞在を長く取れる利点があったこと、運賃もLCCよりむしろ安かったことで、そのままJTBで申し込んでしまった。羽田─(ANA)─石垣─(RAC)─与那国の往復航空券と、与那国1泊で約17万円。GWの予約としては、マシな方だろう。GW、年末年始などの最繁忙期に予約を取るには、はじめから旅行代理店の力を頼った方が良さそうだ。寄らば大樹の陰。
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「早朝便に対応する京急“早朝快特“」