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漁協前終点の折り返し模様
漁協前終点はループ状になっているのかと思ったら、ご丁寧に降車停留所と乗車停留所でポールが分かれており、しかも降車停留所のポールは通常の黄色ではなくオレンジ色に塗られ、かつ停留所名もわざわざ「漁協前(終点)」と添えられていた。このあたり、一般の沖縄のバスであれば、もっと適当になりそうなものだが、八千代バスは几帳面らしい。
降車停留所の先は行き止まりだったため、どうやって折り返すのかと観察していたら、港の水面のほうに切り返してバックして転回する方法だった。バックで水面に近づいていく上に、車止めもない空き地のようなスペースを転回場に使っており、事情を知らないとヒヤッとする。
折り返し時間が僅か5分のため、池間漁港の周辺をわずかに歩いただけで、池間島滞在は終わってしまった。「あれが島で1軒しかない居酒屋なんですよ」と、乗務員さんが漁協前停留所目の前にある店を指して笑う。池間住民の憩いの場である。
始発停留所にバスが戻る頃には、乗客が1名やってきた。どうやら、バスで池間島を訪れた単独の観光客のようだ。「島を一周してきました」「そうかい、楽しめたんなら何よりです」と、乗務員さんとの会話が聞こえた。
16:20、漁協前発。八千代バス【6】池間一周線・大浦経由:平良行き。
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「宮古島の隠れ里」
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