九州・沖縄 【佐賀】【長崎】長崎新幹線に揺れる西への鉄路――JR佐世保線 #22 2018年7月27日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 極地というものは、何か冒険心をくすぐるものがある。ここが日本の端、これより先は外国、そこに面した駅や街、人々の姿をといったものは、いった …
関西 【和歌山】日本一心豊かなローカル線の素顔――和歌山電鐵貴志川線 #21 2018年7月20日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「キャー、この電車カワイイ!!」…さまざまな電車に乗ってきた自分ではあるが、見た瞬間に「カワイイ!!」なんて女性に声を掛けられる電車なんて初 …
関西 【和歌山】かつての"日本一のミニ鉄道"が生きる道――JR紀勢本線(紀伊田辺-和歌山市)・紀州鉄道 #20 2018年7月13日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「と、都会の電車だ…」 和歌山まであと1時間に迫った、御坊駅の2番線ホーム。そこに滑り込んできた電車は、眩いばかりのステンレス車体に転 …
関西 【和歌山】海とめはりと忍耐の紀州路――JR紀勢本線(新宮-紀伊田辺) #19 2018年7月6日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ガツン!「痛ぇ!」…腰骨を突く鈍痛に思わず声が出る。交換駅のポイントを渡る衝撃に揺さぶられ、腰がロングシート脇のパイプに激突。新宮を出て2時 …
中部 【三重】東紀州・熊野古道をめぐる羊腸の道――「JR紀勢本線(多気-新宮) #18 2018年6月29日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 紀伊半島は大きい。本当に大きい。伊達に日本一大きい半島じゃない。それこそ、その辺の島よりなんぼも大きい。行くのもしんどい、引き返すのはさらに …
中部 【三重】みそぎのまち・二見浦の夫婦岩――近鉄鳥羽線・JR参宮線 #17 2018年6月22日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・高規格な近鉄鳥羽線 宇治山田駅から近鉄で一旦鳥羽駅へ向かい、そこからJRで折り返して二見浦へ向かうことにした。参宮線伊勢市以遠は18時を …
中部 【三重】いにしえを今に…神宮徴古館/電気鉄道の時代…宇治山田駅――近鉄山田線 #16 2018年6月15日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・「神宮徴古館」で伝統に触れる おかげ横丁で赤福を楽しみ、ミキモトで真珠の歴史に触れているうち、お昼過ぎになっていた。今度は内宮前終点でな …
中部 【三重】松阪牛の回転焼肉?…神都バスで行く内宮──三重交通【51】【55】外宮内宮線 #15 2018年6月8日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・夕飯に困る宇治山田 宇治山田は、伊勢神宮鳥居前のイメージとは裏腹に、夕飯に困る街だった。というのも、大多数の観光客は旅館やホテルで夕食を …
中部 【三重】神威に守られた電車が走った町──三重交通神都線・伊勢電気鉄道線 #14 2018年6月1日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・「神都」を結んだ・・・三重交通神都線 その町で何かが盛んであることをPRするとき、或いは町の雅称として、「●都」という表現がよく使われ …
中部 【三重】伊勢神宮を目指した3つの鉄道──JR参宮線 #13 2018年5月25日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 一生に一度はお伊勢参り・・・というフレーズは、一度は耳にしたことがあるだろう。今では大げさに聞こえるが、鉄道発達以前の伊勢詣は、間違いなく一 …
九州・沖縄 【沖縄】快走!那覇-コザ急行バス──琉球バス交通【23急行】具志川線 #79 2019年9月6日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 沖縄本島のバスといえば、「遅い」「遅れる」「複雑」といった、マイナスイメージがどうしてもつきまとう。そこで沖縄県が本腰を入れて取り組んで …
九州・沖縄 【沖縄】ローカル路線バスで巡る石垣島・明石食堂/川平湾の旅──東バス【6】平野線・【3】東回り一周線 #78 2019年8月30日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 石垣島北東部、平久保半島の付け根にある集落、明石あかいし。何ということはない、沖縄の田舎町。この町に、沖縄を代表する「八重山 …
九州・沖縄 【沖縄】石垣島:平久保崎・・・南の島の"北の灯台"へ──東バス【6】平野線 #77 2019年8月23日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 北の灯台。その言葉からは、どんな景色が想像されるだろう。どんよりとした曇り空をバックにした、荒れ狂う日本海か。あるいは、津軽海峡冬景色さ …
九州・沖縄 【沖縄】日本最西端・与那国島を巡る"無料"路線バスのはなし――与那国町生活路線バス #76 2019年8月16日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 【8日目】石垣バスターミナル8:30発─(東バス【4】空港線石垣空港行き)─石垣空港9:05着…10:05発─(RAC:琉球エアーコ …
九州・沖縄 【沖縄】西の果て・与那国島へ飛ぶ"うちなーの翼"に乗って――RAC・琉球エアーコミューター 石垣―与那国線 #75 2019年8月2日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 【8日目】石垣バスターミナル8:30発─(東バス【4】空港線石垣空港行き)─石垣空港9:05着…10:05発─(RAC:琉球 …
九州・沖縄 【沖縄】遥かなる"果てうるま"への旅路──安栄観光波照間島航路 #74 2019年7月26日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 【4日目】石垣港離島ターミナル8:00発─(安栄観光波照間島航路1便・波照間港行き)─波照間港9:40着…(波照間島内観光)…波照間港1 …
九州・沖縄 【沖縄】悩めるイリオモテヤマネコの島…エコツーリズムの最先端で──船浮海運フェリー(2) #73 2019年7月20日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 "船でしか行けない集落"船浮をチャーター船で後にし、環境省西表野生生物保護センターへ。「イリオモテヤマネコの島」でもある西表島が、観光振 …
九州・沖縄 【沖縄】西表島の秘境-船浮で見つけた"名もなき浜"──船浮海運フェリー #72 2019年7月12日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 道路が通じておらず、船でしか行けない西表島の秘境・船浮集落。その船浮へ行く唯一の手段・船浮航路に乗った先に、GWなのに誰もいない"名もな …
九州・沖縄 【沖縄】西表島の秘境-船浮への入口、白浜港へ──西表島交通バス #71 2019年7月5日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 前回に引き続き、西表島交通バス豊原発白浜行きの模様をお伝えしよう。 【1日目】品川5:15─(京急線快特羽田空港行き)─羽田空港国 …
九州・沖縄 【沖縄】日本最南端・豊原バス停から始まるバスの旅――西表島交通バス #70 2019年6月28日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 日本最南端のバス停・豊原。現在は静かな浜辺の集落であるが、かつて豊原はマラリアの脅威と戦いつつ、入植者たちが希望を胸に開拓に励んだ地であ …
関西 【大阪】【兵庫】阪急生まれのB級グルメ&ニュータウン鉄道の行く末──JR福知山線(JR宝塚線)・神戸電鉄公園都市線 #39 2018年11月23日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 兵庫編の締めくくりに、阪急沿線が産んだB級グルメを紹介したのち、三田のニュータウンの行く末について考えてみることとしたい。 阪 …
関西 【兵庫】関西の奥座敷・有馬温泉を目指した鉄道たち(2)──神戸電鉄有馬・三田線 #38 2018年11月16日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「釈日本紀しょくにほんぎ」の「摂津国風土記せっつのくにふどき」に、こんな一節がある。「有馬の郡。又、鹽之原しほのはら山あり。此の山の近く …
関西 【兵庫】関西の奥座敷・有馬温泉を目指した鉄道たち──神戸電鉄有馬・三田線 #37 2018年11月9日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「関西の奥座敷」有馬温泉。道後温泉(愛媛県松山市)、いわき湯本温泉(福島県いわき市)とならぶ日本三古泉のひとつにして、太閤秀吉も愛し …
関西 【兵庫】ニュータウン開発に消えた渓谷をゆく鉄道──国鉄福知山線廃線跡(生瀬─武田尾) #36 2018年11月2日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 宝塚の街中でタカラジェンヌが愛する「ルマン」のサンドウィッチを求め、JR宝塚駅から福知山線(JR宝塚線[※1])普通新三田しんさんだ …
関西 【兵庫】タカラジェンヌに逢える街・宝塚──阪急今津線・JR福知山線(JR宝塚線) #35 2018年10月26日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 廃線跡。それは概して、過疎や衰退の象徴として扱われる。草むした地面に赤く錆びついたレールが無残にも放置されているシーンは、説明なしに人々 …
関西 【和歌山】日本一心豊かなローカル線の素顔――和歌山電鐵貴志川線 #21 2018年7月20日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「キャー、この電車カワイイ!!」…さまざまな電車に乗ってきた自分ではあるが、見た瞬間に「カワイイ!!」なんて女性に声を掛けられる電車なんて初 …
関西 【和歌山】かつての"日本一のミニ鉄道"が生きる道――JR紀勢本線(紀伊田辺-和歌山市)・紀州鉄道 #20 2018年7月13日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「と、都会の電車だ…」 和歌山まであと1時間に迫った、御坊駅の2番線ホーム。そこに滑り込んできた電車は、眩いばかりのステンレス車体に転 …
関西 【和歌山】海とめはりと忍耐の紀州路――JR紀勢本線(新宮-紀伊田辺) #19 2018年7月6日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ガツン!「痛ぇ!」…腰骨を突く鈍痛に思わず声が出る。交換駅のポイントを渡る衝撃に揺さぶられ、腰がロングシート脇のパイプに激突。新宮を出て2時 …
中部 【山梨】「道志バスみち」と特急「富士回遊」の行く未来――富士急山梨バス道志線・富士急行線 #49 2019年2月1日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 富士急行という大手企業の片隅で、ひっそりと走る道志村の路線バス。実際、収支としては赤字に決まっているし、営利企業として何が何でも維持しな …
中部 【山梨】たった2台で道志村を走る――富士急山梨バス道志線 #48 2019年1月25日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「道志村の路線は、ぜんぶ私と、もう一人でやってますからね。明日、お帰りの時も、たぶん私でしょう。はっはっは、そん時は、また宜しくお願いし …
中部 【山梨】試される「道をゆく志」──富士急行線・富士急山梨バス河口湖─御殿場線 #47 2019年1月18日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「すいません!乗ります!すいませーん!」 切羽詰まった状況のなか、今にも発車すべく扉を閉めかけていたバス。大声で呼び止め、なんとか …
中部 【山梨】【神奈川】水で繋がる神秘の村──富士急山梨バス道志線・神奈川中央交通[三56]三ケ木─月夜野線 #46 2019年1月11日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 「道」に「志」と書いて「道志村」。志を持って道を進むかの如し、道志村へ辿り着くには、その名の通り、大いなる「志」が要る。 甲府 …
中部 【三重】東紀州・熊野古道をめぐる羊腸の道――「JR紀勢本線(多気-新宮) #18 2018年6月29日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 紀伊半島は大きい。本当に大きい。伊達に日本一大きい半島じゃない。それこそ、その辺の島よりなんぼも大きい。行くのもしんどい、引き返すのはさらに …
中部 【三重】みそぎのまち・二見浦の夫婦岩――近鉄鳥羽線・JR参宮線 #17 2018年6月22日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・高規格な近鉄鳥羽線 宇治山田駅から近鉄で一旦鳥羽駅へ向かい、そこからJRで折り返して二見浦へ向かうことにした。参宮線伊勢市以遠は18時を …
中部 【三重】いにしえを今に…神宮徴古館/電気鉄道の時代…宇治山田駅――近鉄山田線 #16 2018年6月15日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・「神宮徴古館」で伝統に触れる おかげ横丁で赤福を楽しみ、ミキモトで真珠の歴史に触れているうち、お昼過ぎになっていた。今度は内宮前終点でな …
中部 【三重】松阪牛の回転焼肉?…神都バスで行く内宮──三重交通【51】【55】外宮内宮線 #15 2018年6月8日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・夕飯に困る宇治山田 宇治山田は、伊勢神宮鳥居前のイメージとは裏腹に、夕飯に困る街だった。というのも、大多数の観光客は旅館やホテルで夕食を …
中部 【三重】神威に守られた電車が走った町──三重交通神都線・伊勢電気鉄道線 #14 2018年6月1日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 ・「神都」を結んだ・・・三重交通神都線 その町で何かが盛んであることをPRするとき、或いは町の雅称として、「●都」という表現がよく使われ …
中部 【三重】伊勢神宮を目指した3つの鉄道──JR参宮線 #13 2018年5月25日 station_office https://station-office.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/img_3414.png 駅事務室 一生に一度はお伊勢参り・・・というフレーズは、一度は耳にしたことがあるだろう。今では大げさに聞こえるが、鉄道発達以前の伊勢詣は、間違いなく一 …